この掲示板の2017年11月〜2018年3月分は、野中哲照が東京都内の某大学(現在3つの大学の教壇に立っています)で受け持った学生さんとのやりとりを転載させていただいたものです。
〔授業用の学内ネットに書きこまれたやりとりです。学生さんには「大願成就の島」への転載を了解していただいています。〕
一般に「若者は頭が柔らかい」と言いますが、それに加えて感受性の豊かさにも驚かされます。いわゆるツカミが良いのですね。この番組を通して、「専門に閉じこもっていてはだめだ」と言っているわけですが、その一番大切なところにどの学生さんも食いついてくれています。
研究者・学者が専門をもつのは当たり前のことなのですが、それは視野を狭くすることにもつながります。その危うさを受けとめてくださった若者たちの素直な感受性をとても嬉しく思っています。日本の人文学(文学・歴史学・民俗学・宗教学・美術史学…)の未来は明るいと思いました。
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