大願成就の島 硫黄島熊野三山


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[79] 文章読解の新たな手口 Name:金子 栞(野中が代理投稿) Date:2018/03/08(木) 22:45 [ 返信 ]
 野中教授の、『平家物語』を本文だけでなく地理学、歴史学、宗教学からも紐解いていく姿勢がとても興味深かったです。
 ほんの少しの文から、さまざまな視点で多くの情報を得ることができることに驚きました。
 例えば、成経・康頼・俊寛三人の居住地を探る際、「浦々島々」「岩のせまりに」というヒントのみで、「@硫黄島の北部の海岸で九州本土が見える」「A大きな岩が複数ある」ところが三人の居住地の根拠を見出すなど、普通に読んでいたらわからないようなことを解明していて、思わず「なるほど!」と思いました。

[80] RE:ありがとうございます Name:野中哲照 Date:2018/03/12(月) 21:06
>例えば、成経・康頼・俊寛三人の居住地を探る際、「浦々島々」「岩のせまりに」というヒントのみで、「@硫黄島の北部の海岸で九州本土が見える」「A大きな岩が複数ある」ところが三人の居住地の根拠を見出すなど、普通に読んでいたらわからないようなことを解明していて、思わず「なるほど!」と思いました。

→読みを鍛えてゆくと、「読解力」「想像力」が身に付きます。そこまでは当たり前。その読解力を長年さらに鍛え続けると「感受性」が育ちます。「岩のせまり」から「石ではなく岩」「2個以上あるからこそ、せまり(はざま)」と、瞬時に感じてしまうのです。じつのところ、わたくしの研究のほとんどは直感から入ります。表現からビンビン感じるところがあるのです。突き抜けて見えるような感覚です。その直感はたいていの場合正しいもので、裏付け調査などをしてみて、「やはりそうだったのか」と確認することがよくあります。学生さんにも、丹念に読み解く作業を長年続けていってほしいと願っております。


  



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